実家の農業を継ぐのが嫌で東京の大学を卒業して会社勤めをしていた。しかし、都会の生活の中で息苦しさを感じ始めた時、浮かんだのが故郷の姿だった。32歳で会社を退職し帰郷。実家の農地で野菜を作り始めた。就農にあたって静岡県の農大で栽培技術を学び、年間30品目の野菜を作ることを目指す。備北地域の生産者と連携しながら将来的には東南アジアにも販路を広げたいと夢を語る。