高校を卒業後、大阪で調理師として17年間働いていたが7年前に帰郷し、実家の農業を本格的に始めた。 夏はきゅうりやトマトを作り地域の学校給食などに出荷する。家が所有する田んぼ以外にも、米作りが難しくなった地域の田んぼの作業も請け負う。 「どの田んぼも先祖から受け継いだもの。その大切さも伝えていきたい」という。 将来は、調理師の資格を生かして加工品づくりや農家レストランにもチャレンジできればと考えている。