大崎上島町で柑橘を栽培する中原幸太さん(43)を紹介します。 元JA職員で、担い手不足の地元に就農者を増やしたいと自ら就農し、8年目になります。 省力化にこだわり、田園だった土地をレモン畑に。平地の畑で作業効率を上げます。 中原さんは「大崎上島町にしっかりと根が張るような農園を作りたい。産地振興や研修、雇用が生まれる場を目指したい」と社名「ルーチャード」に込めた思いを語ります。
タグ:男性 柑橘
大崎上島町の西田裕輝さん(40)を紹介します。 就農8年目。脱サラし、両親とともにトマトと柑橘を栽培します。 2人の子どもも圃場を訪れ、親子3代で農業を楽しんでいます。 失敗もありますが、毎年試行錯誤しながら、現在春に収穫予定のトマトを楽しみに作業にあたっています。西田さんは、「家族だからこそ意見を直接言い合えるのがいい。仲良く、楽しく協力しながらやっていきたい」と想いを語ります。
タグ:男性 野菜
大崎下島で柑橘栽培を始めて60年の大ベテラン。主に甘夏やレモンを栽培しマーマレードに加工している。 これまで子育ての傍、作り続けて来た。島を代表する加工品にまでなっているが、このマーマレード作りを受け継ぐ後継者が新藤真木子さん。 東京から移住し、栽培や加工品づくりを学んでいる。また、仲間とともに地域の子ども達にも農業の魅力を伝える取り組みも行なっている。
タグ:女性 柑橘
故郷の島で就農し11年目を迎える。レモンなどの柑橘類を育てるが柑橘産地だけに助けてくれる人も多い。 JAの担当者も「真面目にコツコツとやる農家」と評価している。出荷の減る夏場に収穫できるよう、夏出荷専用のハウスを整備した。全国一のレモン産地の一員になれていることが励みにもなるという。
タグ:柑橘 男性
柑橘農家になって半年。「柑橘の女王」といわれる「せとか」をハウス栽培で作っている。 ハウス栽培のせとかは大玉で皮が薄く傷がつきやすいために栽培が難しいとされる。栽培を勉強するうちに「愛情が増してきた」と本人。苦しいことや迷う時には、生まれ育った島の景色が癒しになるという。そんな農業が天職だと感じている。
1年前に大崎上島町に移住し、柑橘栽培を始める。 きっかけは広島県産のみかんを食べてその味に驚いたこと。 北海道出身ながら広島カープと広島県出身の浜田省吾のファンだったこともあり、広島で柑橘を作ることを決意した。 町やJAのバックアップで農地を確保し柑橘農家としてのスタートを切った。6月は「ハウスせとか」の摘果作業に追われる。
4年前に新規就農して特産のトマト、きゅうりを作る。 「おと姫トマト」のブランドで生産されるトマトは大玉で糖度が高く、広島県の「安心!ひろしまブランド」にも認定され、過去には農林水産大臣賞を受賞している。 4年目を迎え、ようやく手応えを感じたといい、今後は同じく特産のレモン栽培にも取り組んでいく予定。
タグ:野菜 男性
1年前に東京から祖母が住んでいる豊町に移住した。 果樹栽培の研修制度を受け基本的な技術を習得し独立した。 以前は仕事で海外に駐在していたこともあったが「自分の思うようにできる仕事がしたかった」と農業の道を選んだ。島での生活は都会にない良さがあると実感している。
父親の正純さんが定年退職後の2年前、故郷の豊浜町に戻り実家の柑橘栽培を受け継いだ。次男の祐さんも2ヶ月前、東京から島に移住し、父親と一緒に農作業を始めた。レモンを中心に栽培しながら、耕作をしなくなった農地も借り受けて、島の伝統産業を守っていければという。
実家が柑橘農家だったことから仕事を手伝って来たが、独立するために新規就農研修制度を受けた。 みかんの一大産地である豊町も高齢化が進み、農地を手放す人も出て来た。その農地を買い取って、みかんや不知火、そして広島県が導入を勧めているレモンの栽培を行いながら、高品質の不知火を生産するための新しい栽培方法にも挑戦している。