就農5年目。夫婦でナスやズッキーニを栽培している。野菜作りは簡単なことはなにひとつないと感じるという。 生まれ育った場所で就農するにあたり、農地を地域のベテラン農家 村上光雄さんから借り受けた。村上さんは「天から預かった土地。有効に使って欲しい」とエールを送る。 「故郷の土地を荒らさないように。きれいな畑が広がる集落にしていきたい」と思いを語る。
タグ:男性 野菜
就農2年目。主に白ネギを栽培している。 「農業の可能性はたくさんある。目指すのはかっこいい農家」がコンセプト。加工品づくりにも取り組んでおり、その第一弾として「ネギ油」を商品化した。容器やラベルなどのデザインにもこだわる。 真面目に、そして楽しみながら仕事をする姿を見せることで、子ども達が農業に興味を持ってくれるきっかけになればという。
高校を卒業後、大阪で調理師として17年間働いていたが7年前に帰郷し、実家の農業を本格的に始めた。 夏はきゅうりやトマトを作り地域の学校給食などに出荷する。家が所有する田んぼ以外にも、米作りが難しくなった地域の田んぼの作業も請け負う。 「どの田んぼも先祖から受け継いだもの。その大切さも伝えていきたい」という。 将来は、調理師の資格を生かして加工品づくりや農家レストランにもチャレンジできればと考えている。
新しく農業を始める人のために研修や就農支援を行なっているJAアグリの研修生。2年間のプログラム中の2年目を迎えている。 高校で農業を学び、面白さに気づいたことが就農のきっかけになった。 作るものはアスパラガス。研修ハウスで実際に栽培しながら出荷も行う。来年春の独立に向けて農地を確保し、苗を植えている。
産物を作るだけでなく、加工品にしてネットや産直市で販売する。 前職のデザイン関係の仕事を活かしてラベルのデザインも行う。商品のイメージを伝えるためにラベルはとても重要という。 食を通して三次の良さを広く伝えていきたいと抱負を語る。
タグ:野菜 男性
JA三次が行う新規就農育成事業の研修生。ぶどうの生産者を目指して2年間のプログラムで栽培技術や販売方法などを学んでいる。まったく知識がないところからスタートしただけに、栽培の苦労を痛感したという。 一方では、生長する姿を目の当たりにして、やりがいも感じた。先進農家の協力もあり来春の独立を目指している。
タグ:果実 男性
2年前に就農し、父親が始めたぶどう作りを受け継ぐ。 この時期は出来を左右する重要な作業のひとつ「房づくり」といわれる作業に追われる。 ぶどう園の地面にはライ麦などが生えており、父が担当する牛の餌になる。 さらに牛糞から堆肥を作り、ぶどう園の土になる循環型の農業にも取り組んでいる。
三次ワイナリーが所有する自社農園で原料のぶどう栽培を担当。 ぶどうの出来がワインの味を左右するだけに、栽培には神経を使うという。 三次ワインの美味しさに感銘を受けたり、原料から製品まで一貫した6次産業に興味を持つ若手従業員とともに作業にあたっている。
JA全農オリジナルブランドのミニトマト「アンジェレ」を作る。 糖度が高くフルーツ感覚の美味しい品種で関西方面を中心に出荷されている。 約20年前に大阪から故郷に戻り、観光農園を立ち上げた。 現在は野菜や苗を出荷するかたわら、三次市内の若手生産者組織のリーダーもつとめている。
1年前に故郷に戻り農業を始めた。 きっかけは広島市内で会社勤めをしている時に感じた故郷の風景。 荒れた農地も増え、獣害も頻繁になっていた。 子どもの頃の風景がなくなることに危機感を覚え、実家の農業を継ぐ決心をした。 荒れた農地を開墾して農地を復活。 年間を通じて約30品目を作り、JAの産直市などに出荷している。