風をきって走りたい

*番組に携わるスタッフも、大型2輪免許取得に挑戦することになりました。
そんなスタッフからの便りも紹介します。
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おっさんライダー1号 参上

【スタッフ便り その(1):おっさんライダー1号】

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いよいよ沼田自動車学校に入校する日がやってきた。

『これで“中免”止まりの人生を卒業して、
 夢にまで見た大型バイクに一歩近づくことができる……。』

確かにきのうまではそう思っていた。

しかし、いざ現実に直面すると、そんな思いは吹っ飛んだ!

なにせ、単車に乗るのは30年ぶり。

『50のおっさんなのに恥ずかしい』
『立ちゴケしたらどうしよう』
『いきなりエンストしたらどうしよう』

頭に浮かんでは消える見事な言葉の負の連鎖。

いてもたってもいられず教官室に駆け込んで…

『全く自信がないので、やさしくお願いします』

普段の自分では発する事のない弱気な一言。

そんな私に教官は…

『大丈夫ですよ。最初はゆっくり外周を走るだけなので
 まずは慣れてもらえればいいですよ』

優しい言葉にどれだけ勇気付けられたことか。

そして、小雨の降る中、いよいよ教習スタート。

優しい声をかけてくれた教官は、私の前を通り過ぎ、
自動二輪の生徒さんの方へ。

え~~~~~~!

私たちの教官は、大型バイクも小さく見えるほど大柄な人。

この日の生徒は40才前後の男性と
50歳の私よりは明らかに年配の男性。
しかし、二人とも自信にみなぎった顔つき。

訴えるような愛想笑いを浮かべているのは私だけでした。

そんな私にはお構い無しに教習は進み
考えている暇なんてありません。

言われるがままに動いていると、何とか乗れてしまいました。

さらに、外周だけだと思っていたら…

クランク、S字、8の字と何でもあり。

『話が違う~~』なんて言っても無駄。

ウインカーを一度も使えず、他の二人には置いてけぼり、
無様な50分があっという間に過ぎました。

汗びっしょりで、足は痛いは、腕は痛いは。

それでも、少しだけ展望は開けました。

なにせこけなかったし、エンストもしなかった。

次は1週間後。

せめてウインカーは使おう!!!

おっさんライダー1号