中四国地方の「空の玄関」広島空港。1993年に開港してから20年余り。
国内・国際あわせて10路線が就航し、年間270万人が利用する拠点空港に成長した。
ただ、その地位は必ずしも盤石ではない。
広島空港は三原市の山間部にあり、広島の都心からバスで1時間近くかかる。
アクセスの不便さが、主力の東京便にも影を落としている。10年ほど前、広島~東京間の飛行機と新幹線の乗客シェアは6対4で「飛行機優位」だった。その後、品川駅開業や新車両投入もあり、4対6と「新幹線優位」に逆転してしまった。
劣勢を挽回するには、アクセスの改善が不可欠だ。
広島県には、白市駅から空港までJR線を延伸する構想がある。しかし、採算をとるには年間350万人の利用が必要とされ、現状とは大きな開きがある。
アクセス問題を抱えたまま、どう空港の利用客を増やすのか。
県が思い描くのは、格安航空会社(LCC)の路線拡充。
「手頃な運賃のLCCが新幹線の未開通エリアに飛べば勝算はある」というわけだ。
熱い眼差しが注がれるLCCの本音とは?
就航を後押しする県の「民営化」戦略とは?関係者を徹底取材し、広島空港の将来について考える。



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